メタ視点は孤独を生む

その後輩の話の中に面白いものがありました。
昔まで仲のよかった先輩が急に「上から目線」になって嫌だというのです。見下されているという感じと、自分は別次元に生きているという感じがするようです。「大学生時代って青かったよなー」とか言っている新社会人ってなんだかうざったいのと似ていますね。
さらに大局を見る視点を手に入れたとしても、それを現場にいる人にもろに見せてしまうと、「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ」って言われてしまうんですよ。
友達付き合いの中でそれを見せることはよろしくないと思いました。同じ水平上に置いておかないと、話を聞いていてもつまらないし、変に批評しているようになっちゃいますよね。
結果的に、私の後輩も、その先輩も寂しいわけで、メタ視点は孤独を生むのです。