ダヴィンチ・コード

もうすっかり流行も終わったところで「ダヴィンチコード」を読んでいる。訳文の言い回しが気になるものの(会話なんかが単刀直入でおもしろいんです。「一人で行けと?」とか「おまえには関係ない」とかって日本語ではあまりお目に掛かれないと思います)神秘的な(または宗教的な・伝説的な)謎は大好物なので満足満足。
ただ…これシリーズものの二作目じゃないか。途中から読んでるみたいで気になるぞ。お母さんは「全然気にならない」と言っていたし、前作「天使と悪魔」がそれほど売れたとも聞かないから、きっと気にならない人のほうが多いのでしょう。
謎解きはいつものとおり自分の頭では考えず、すばらしい頭脳たちの講釈を聞いています。ミステリを読むときはたいていそうなってしまう。わたしって他力本願なんだなーと思う。