朝日新聞連載ロストジェネレーション

新年から始まった朝日新聞の1面左上の連載が面白い。35〜25歳をロストジェネレーションと名づけて、その年代の人の価値観やら生き方やらに焦点を当てているらしい。
不況の間に社会に出ることになって職にあぶれたりして今でも正社員になれなかったりして、、、まー格差が広がったりといろいろ大変な世代らしい。私は不況やらなんやらあるにしてもその生活に不満があるかどうかは個人の問題と思っているのだけど、その不当な扱いを受けていると感じる人が犯罪まがいの仕事をしていたりで、個人の問題とも片付けられないらしい。らしいし、そんなものかなとも思う。「社会が復讐されているのかもしれない」と書いてあった。
ふむ、治安が悪くなることは住みにくくなるから嫌だ。やさぐれた人を増やさないためにその人たちの生活を安定させる必要がある。でも、やさぐれかけている人は企業はいらない。雇用がない。やさぐれる。生活が苦しい。犯罪。うまくいきませんね。
生活が苦しい。なんとかしなければ。手に職。採用。雇用。うん、そんな感じですね。雇用のためには産業。90年代以降は物質的豊かさから開放されていますから、産業っつっても生活水準を上げるためとか、産業自体の必要性がなくてもいいように思いますね。「役に立っている感じ」がする何かを、人が犯罪に走らないために、こう言ってはなんですが与える必要があるのだと思います。害にならない暇つぶし・・・。仕事というのが、ネズミがカラカラと車輪を回すような、役に立っているんだかいないんだか分からないことになるのもそう遠くないような気がします。
あ、その仕事に類するのが悪徳リフォームですね(笑)