産院探し(一人目)

心拍が確認でき出血も収まったころ・・・いよいよ本当に子どもを産むんだという気持ちが高まった頃の話です。

押しかけて転がりこんでいた、現ダンナ様の2DKのダイニングで三本の大事な電話を掛けました。
一本目の電話は新卒採用で内定をいただいた先で、これこれこういうわけで大変残念なのですが辞退させていただきます。と電話で伝えました。もう11月になっていたので、大変迷惑したことと思います。
二本目の電話は実家でした。とりあえず母親にこれこれこういうわけで、挨拶に行くから父親の日程を調整してくださいとお願いしました。あと、4月に実家に帰って、そっちで産みたいって多分言ったんだと思います。よく覚えてません。母親は私の体を気遣ってくれました。私もそういう母親でありたいものです。
三本目の電話は実家に帰ることがどうやらできそうなので、里帰り出産を希望する病院に電話しました。総合病院ではなく、無痛分娩を行っている(←ここ私には重要)個人病院をネットで調べてあったのでそこに電話しました。
無事、予約が取れて転院先も決まり一安心。。。しばらくイスの上に体育座りをしたまま放心していました。
分娩予約、最近は取りにくくなっているようですよね。希望してた病院で産めないと、それだけで心細くなりますし・・私は一人目の時は10wくらいで電話をして予約が取れたのですが二人目のときは同じくらいに同じ個人病院に電話をしても予約取れませんでした。分娩予約だけはスタートダッシュが大事です。

11月の某日、私の家に挨拶に行きました。仙台から車で行きました。父親には何も事前情報がなかったので、話が核心に迫らないまま時間がダラダラと流れました。言い出しそびれたまま私の旦那は一時間ほども、私の父親と理系トークしてました。地球の北極と南極のS極とN極は数百万年単位で入れ替わるとかそんな話でした。良い思い出です。
結局、私が妊娠・結婚のことを言いました(笑)
そして、ご飯を食べていかないかという誘いを断り、遠いから〜と言ってさっさと帰りました。(今日は一緒にご飯を食べても美味しいないとも言いました)仙台と東京という距離があったので親も私たちも冷静になれて、傷つけあうことなく結婚できたような感じがします。その後父親は数週間に渡り母親に「どうするんだおい」と言っていたそうですが母親は壁になり「本人たちで考えてるでしょう」と言ってくれて、こちらに話を持ち込まないでくれました。偉い!母親!
挨拶に行ったその日、旦那さまは、私がこれまでに嗅いだなかで一番臭い汗をかいていました。後にも先にも、あんなに臭い汗は嗅いだことがありません。冷や汗っていうんですかね。緊張して出る汗は普通の汗と本当に違うんだ・・と実感しました。